トップページスポーツ救急医療体制東京マラソン2008における救急医療体制

スポーツ救急医療体制


2007年に始まった東京マラソンは、今年で2回目です。東京マラソンでは東京都庁をスタートし東京ビッグサイトをゴールとするフルマラソンと、日比谷公園をゴールとする10キロの部に分かれています。

今年の東京マラソン2008には3万人のランナーが参加し、アジア最大のマラソン大会となっています。そして、東京マラソンを支えるのがボランティアスタッフで、1万2000人にものぼります。

記憶に新しいと思いますが、昨年の大会で2名のランナーが心肺停止に陥いりました。しかし、大会に敷かれた救急医療体制によって社会復帰するまでに回復しました。

東京マラソン2008における救急医療体制について説明していきます。


救護・救急医療体制

東京マラソン2008の救護体制は、3ヵ所のメディカルセンター、13ヵ所の救護所で構成され、医師と看護師が待機しています。しかし、固定の救護所だけでは突然の心肺停止傷病者に対して初期BLS、さらには3分以内にAEDを実施するのは難しいのが現状です。

これらの問題を解決するために救急医療体制が敷かれ、救急医、救急救命士、さらに救急医療を学ぶ学生がボランティアとして参加してます。

救護所間のコース上に学生ボランティアが数名1組のグループで待機し、初期BLSを施します。そして、コース上をマウンテンバイクに乗って一定区間を担当する救急救命士に連絡をとり、救急救命士が現場に急行し、学生と救急救命士は救急医、さらには学生と救急救命士を管理する本部と連絡を取り合います。

最終的に傷病者は東京消防庁の救急車によって医療機関へ搬送されます。


学生、救急救命士、救急医、東京消防庁、医療機関とがうまくリンクし、傷病者の社会復帰へと導く体制になっているのです。


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